はじめましてこんにちは、久遠真雪（くどうまゆき）と申します。
本日、2020年9月29日を持って、作詞活動15周年を迎えました！
右も左もわからず、手探りしながら、続けられるか不安に駆られたり、転居や病気で休止期間を挟みながらも
今日まで歩いてこれたことに感謝しています。
踏み出すときは一人だったのに、いつの間にたくさんの方が傍にいてくれて…。
こんなにも長い間、活動を続けて来れたのは、本当に見守ってくださった皆様のお陰です。
この感謝の気持ちを少しでもお伝えできたらと、素敵な方々のお力添えの元、想いを繋ぎました。


テーマ曲「想いを繋いで」
編曲やMixでご縁を持つBellmonteさんと、一から作ってみたくて、初めて作曲からご一緒してしまいました。
素直で純粋な感情が溶け込み、歩み続ける想いを優しい視点で見守ってくれる…そんなかけがえなさが響いて。
この曲は同じく活動15年になる結里朱守さんと一緒に紡ぎたくて歌唱をお願いしました。
私の二歩目になる作品で出会った方で、いつも一生懸命な努力家で、原点を思い起こさせてくれる方です。
どこまでも真っ直ぐで、真っ白な息吹が満ちて、繋がっていく歌声にしみじみしてしまいます。


歌曲「いつか来るその日の二人」
まさかここまで欠片のお話を広げることになるとは…。ふと浮かんでしまい、勢いのまま形にしてしまいました。
くにいさんの曲の持つあたたかな空気感、やわらかな情景が欲しくて作曲をお願いしたところ、ぬくもりが沁みて。
そんな世界観に寄り添うような美しく澄んだ、触れ合う想いを悠花さんが編曲してくださいました。
歌唱はそのまま木村聡子さんとえもるさんに続行していただきました。
木村さんの信念持った歌声を聞いてて、ラヴィシアだー、と約10年ぶりに表現していただいた彼女に感極まり。
えもるさんの表現力がまた行き渡っていて、切なさや愛しさ、様々な感情が巡っていきます。
二人を繋ぐ夜明けと手紙、信頼と親愛の形にぐっと込み上げるものがあります。


歌曲「Amazing Grace -芝桜ver-」
2009年に自企画の表題曲にもなった「Amazing Grace」
芝桜に「Amazing Grace という名前があるんですよ、と教えて貰ってからどれだけ時が経ったことか…。
何か縁を感じ、いつか芝桜verを作りたい作りたいと思ってきました。
一度作った歌詞なのでものすごく難産で、何度も諦めかけましたが、
15年企画をしよう、と思い立ったのをきっかけに不思議と言葉を結べました。
長年に渡る思いがあったので、お任せできる方として、８さんが心に浮かび。
編曲は、クラシックに長けたrujouさんにお願いできたら心強いなと思い、ご依頼させていただきました。

あたたかみと安らぎを帯びたrujouさんのアレンジを聞いてると心洗われ、癒されます。
８さんはもうすごすぎて…。何もかもが美しすぎて…。こんなにも表現が伸びていくことに感動を覚えるばかりです。


歌曲「ありがとうの花束を抱きしめながら」
とある母親へのラブレター？幸せに暮らしてるといいな。という気持ちを込めて書きました。
かけがえのない我が子がいて、家族と過ごす暮らしがあって、日常の中で生まれる愛しさを抱きしめて。
穏やかな日々の匂いに包み込まれるような想いをFtyさんが作曲してくださいました。
愛情といえば桃木真美さん。惜しみない愛情で見守り、どんなときも優しくある心を乗せた歌声にじんわりします。


歌曲「最高の親友へ」
友情？百合？様々な事情で当時実現できなかったサイト10周年合同企画。
そのとき書きたかった「10年来の親友」というテーマを「15年来の親友」に置き換え、考え直してみました。
最高の二人を作曲の相模青さんがこれでもかっというくらい明るく楽しいものにしてくださって。
掛け声も提案していただいて、とても賑やかな曲になりました＾＾
紗智さんの心地良く可愛らしい声にきゅんとしてしまいます。ときめきが加速する。
また、動画で度々お世話になってる一華さんといつか歌唱でご一緒したい！という念願をこの曲で叶えました。
一華さんの朗らかであたたかな声に触れているとハッピーな気持ちになります。


歌曲「帰りましょう」
manekoさんは歌唱表現が素晴らしいばかりか曲まで作れてすごいな…！と思いつつ、作編曲をお願いしました。
情感が沁み渡り、奥深い余韻を乗せた音色が浸透していく様に聞き浸ってしまいます。
歌唱はそんなmanekoさんとたねまきさん。
お二人の澄んだ歌声を生かせるよう、損なわないよう、慎重に慎重に言葉を運んでいきましたが、
先収録のたねまきさんがびっくりするほど綺麗な歌声を寄せてくださり、本当にびっくりしました。（日本語）
manekoさんの歌声が重なると、もう美しさと美しさの波に溢れてて、うっとり聞き惚れるばかりです。

また、RitsMattさんの穏やかなテイストに惹かれ、Ｍｉｘをお願いさせていただきました。
こちらのニュアンスを汲み取り、丁寧で安心感ある作業をしていただけて有り難かったです。


歌曲「居場所」
以前書きたかったけど書けなかった、あるテーマを心に思いながら歌詞を作りました。
ゆるやかに満ちていく曲想を藤崎わとさんが描いてくださいました。傍にいるよ、そんなあたたかな感情が浮かび。
透明感のある澄んだ歌声で古都リネさんがそっと結ぶ優しさが心に響きます。とても純粋で、無垢で。
Ｍｉｘはniuさんがしてくださいました。リネさんの歌声を生かして、細かなところまで気を配っていただけて感激です。


歌曲「これから」
別件でお預かりしていた曲なのですが、今の気持ちを書きたくてやまみのりさんを押して作らせてもらいました。
心の中にふわっと広がる穏やかな時間の流れは、人生を優しく見つめるようで。
くにいさんの「これから」は前を向いてて、痛みも喜びもある日々と共に過ごしていく味わいがあって。
繭沙さんの声はとてもあたたかくてほっとします。自分の歩幅で歩いてもいいんだよ、と言ってもらってるみたい。
ピアノは謎のピアニスト梨の実　舞耶さん。みのりさんは友好関係が広いなあ。
丸みを帯びた心安らぐ音色が、優しい風景を奏でてくれます。


もうひとつのテーマ曲「陽だまり」
かぐPさん（KaguyaSoundWorks）の作られる曲のやわらかな運び、空気感が好きでご依頼いたしました。
エンディング曲みたいな、だけど終わりではなく続いていく絆、ご縁があればと思っています。
朱守さんに最初と最後を締めてもらいたい！と思い、こちらの曲も歌唱をお願いいたしました。
思い出や宝物、きらきら輝く大切なものが一杯詰まった歌声が胸に沁み入って、またエネルギーをもらってます。


朗読「見つけた、」
タイトル同名曲の優しい情景を噛み締めながら言葉を紡いでいきました。
朱守さんの素直であたたかな声に癒されます。何かを見つけるって、とても素敵な奇跡。
光射すような匂いを感じます＾＾
編集は甲斐ユウさんにお願いさせていただきました。
10年以上お世話になってる方ですが、私からご依頼させていただくのは初めてという。任せて安心！


掛け合い「音楽」
ミニドラマに挑戦してみようとしたのですが、スキル不足で掛け合いになりました…。
しかし掛け合いも何気に初めてです！楽しかったー。

鳥詢サマタさんの芯のある、しっかりした余韻が澄んだ心地の中で広がって。
朱守さんのまあるい、在りのままある声がやわらかく、真っ直ぐ溶け込んで。
緑風音さんの生き生きした演技が、すごく感情豊かで、心の底からの想いが響いて。
皆さんの演技の一つ一つの素晴らしさを噛み締め、胸打たれてしまいます。

編集、別々に収録してるとは思えない自然な仕上がりで感動すると同時に甲斐さんの手腕の高さを感じます。


イラストは虎瀬くのさんにお願いいたしました。いつか自企画でご一緒できたらなあと思ってたので嬉しい限り！
7枚もラフを描いてくださって…どれもとても魅力的で眼福で、お願いして良かったと心底思いました。
選ばせていただく贅沢を感じつつ、一番最初に描いてくださったこちらの絵に決めさせていただきました。
すごく優しくやわかな色合いで素敵ですよね…！
宙を舞う紙にこれまでの想いが、女の子の微笑みにこれからの想いが、響いて感じられて感無量です。
ふんわり穏やかな空気感に心がほぐれていきます＾＾

そして全歌曲マスタリングのBellmonteさんには本当にお世話になりました…。
ミックスに遅れがあって、全ての修羅場を背負っていただくような形になってしまったのに初期の納期通りデータを
納めていただけて神かと思いました。
すごくお上手で聞き心地が良く、優しく調和した仕上がりで有り難さマックスです…（T_T）　


皆さんと一緒に結んだ想い、どうぞ楽しんでいただけると幸いです！